かね吉の「惣菜おまかせセット」は、楽天市場の総合人気ランキングでも、たびたび上位に浮上してくる人気の惣菜セットです。
レトルトパウチに入った12種類のお惣菜がセットになったこの商品は、数量限定。
スーパーの惣菜レトルトのコーナーでは、「もう一品」の文字が入ったヤマザキの惣菜として売られているので、もしかしたら「ヤマザキの方が、馴染みがある」という方も多いかもしれません。
「カネ吉オンライン楽天市場店」で発売される数量限定の「惣菜おまかせセット」は…
- どのお惣菜が入ってくるかは、わからず
- 賞味期限が短いお惣菜も含まれる
訳あり商品ではあるものの、その分「値段が、少しお得になっている」というセットです。
今回、かね吉の「惣菜おまかせセット」の口コミを調べていたら、私自身も買いたくなったので(笑)、実際に、買ってみて、食べてみた感想も混じえて、口コミまとめをお届けします。
かね吉の「惣菜おまかせセット」は、楽天市場のスーパーセールや、お買い物マラソンの時期に、クーポン付きで発売されることが多いのですが、
けっこう、すぐに売り切れになってしまうので、買おうと思った時には、1日に1回は、ショップのページをチェックしておくといいかもしれません。
ショッピングカートの辺りに、「売り切れ」と書いてなくて、何日ぐらいで発送できるのかの「発送予定」が書いてあれば、注文できます。
かね吉の惣菜おまかせセット口コミは?
楽天市場の「カネ吉オンライン」に投稿されている惣菜おまかせセットのレビューは、2021年7月で、その総数が、11,000件を超えています。
2021年7月13日現在で、レビューの評価点数の内訳をみてみると、5点評価が約75%、4点評価が約20%で、全体の約95%が4点か5点の高評価をつけているという結果になっています。
男女別の購入数では、86%以上が女性の購入で、年代別では、50代以上の女性の購入が一番多く、次いで、40代、30代の女性となっています。
かね吉の惣菜メニューは、いろんな具材の煮物や煮豆、サラダなど、わりと、昭和っぽい家庭料理が多いからか、30代、40代の女性に負けず劣らず、50代以上の女性の購入も多くなっていますね。
惣菜の味は、おおむね「美味しい」との高評価
では、ここからは、具体的に、惣菜セットのレビュー本文の内容を分析していきましょう。
「カネ吉オンライン」で販売されている「お惣菜おまかせセット」のレビューを「参考になった順」に並び替えて、1500件分のレビュー内容を分析しています。
レビューに登場する単語の共起ネットワークを、評価点数別に描いてみると、この「惣菜セット」のどこが評価されているのか、わりと、わかりやすい形になってました。
出現回数が多い単語ほど、円が大きくなっています。
まず、5点評価に紐付けられて「美味しい」の円が一番大きくなっているので、惣菜の味が評価されていることがわかります。
さらに、4点と5点を結ぶように「一品」「便利」「助かる」が並んでいるので、まさに、この惣菜シリーズのコンセプトのように…
「もう一品おかずが欲しい時に便利で助かる」
というレビューが多いことがわかります。
レビューの内容を細かく見てみると、惣菜の味付けに関しては、おおむね「薄味で、優しい味付け」という感想が多いようです。
私自身も、実際に食べてみたところ、主張しすぎない優しい味付けのお惣菜が多いかなぁ…という印象でした。
ただし、甘辛仕立ての鶏のごぼう煮や、筑前煮など、わりと濃いめの味付けのメニューもあり、もしかして「おかずによっても違うのかな」という気もしました。
昼食や夕食の「もう一品のおかず」に活用しているほか、お弁当のおかずに使っている人もけっこういました。
惣菜の賞味期限について
カネ吉「惣菜おまかせセット」の惣菜の賞味期限は、最低11日以上はあるものが入っている、となっています。
とは言え、あまり、賞味期限の短い惣菜ばかり届くと、食べ切れないですよね。
このあたりは、私も、注文前に、気になったので、レビューを調べました。
すると、時期や、在庫状態によっては、賞味期限が短い惣菜が多く届くケースもあるようですが、おおむね、半月~1ヶ月くらいの賞味期限の商品が届くことが多いようです。
実際、私が注文した「惣菜おまかせセット」では、一つだけ、賞味期限が11日くらいでしたが、あとは、賞味期限が、20日~30日くらいある商品が届きました。
送料無料なので、離れて暮らす家族に送るのにも便利
「かね吉の惣菜おまかせセット」は、ヤマト運輸の冷蔵タイプのクール便で届きますが、配送料はかからず、送料込みで1,600円です。
なので、口コミを見ると、一人暮らしの娘や息子、実家の両親など、離れて暮らす家族に送るケースも、けっこうあるようです。
惣菜は何が届くかわかりませんが、中には「逆に、それが楽しみ」という方もいらっしゃいました。
ただし、のしやギフト用の包装紙には対応していないので、お中元やお歳暮などには向きません。
「もう一品リッチ」はいくつ入ってる?
かね吉の冷蔵レトルトパウチには、通常のおかずのほかに「リッチ」と呼ばれる少し値段の高いシリーズがあります。
「黒毛牛の肉じゃが」「鶏大根」「ふきと筍と厚揚げの煮物」など、副菜はもちろん、主菜にもなるようなシリーズです。
スーパーで買うと、200円以上はすることが多いので「惣菜おまかせセット」に入っていると、得したような気分になります。
私も、注文前に、リッチシリーズが、だいたい、いくつくらい入っているか気になったので、口コミを調べてみました。
すると、「惣菜おまかせセット」に入っているリッチは、1つか2つが多く、多いと3つの場合もありました。
ただし、「リッチ」が3つ入ってるケースは少なめです。
実際に私が注文した「惣菜おまかせセット」に入っていたリッチシリーズは、2袋でした。
子供は何歳から食べさせれる?
かね吉のお惣菜は、大人向けのおかずシリーズなので、特に、子供向けに作られているわけではありません。
ですが、赤ちゃんの離乳食を卒業して、幼児食になるくらいの時期のお子さんを持つ人は「かね吉の惣菜を、食べさせてもいいのかな」と気になることもあるようです。
そこで、レビューを調べてみると、着色料や添加物が入っていないお豆やさつまいものおかずなどを、1歳半の娘さんに食べさせている方がいらっしゃいました。
そのほか、おかずによっては、2歳、3歳のお子さんと一緒に食べてる方もいらっしゃるようです。
基本的に、幼児食の書籍などでは、離乳食が終わったら、いきなり大人と同じ食事というわけではなく、大人の食事に近づくための準備期間、と解説されます。
離乳食を卒業しても、すぐに大人と同じ食事でいいわけではありません。まだまだ、噛む力も、消化能力も未熟な子どもには、食べさせる量はもちろん、薄めの味付けや、かたさの調節が必要です。幼児期までは、大人の食事に近づく準備期間なのです。
はじめてママ&パパの すくすく幼児食(主婦の友実用No.1シリーズ) 2ページ目より
そういう意味では、かね吉の惣菜は、薄めの味付けが多いので、細かくしたり、柔らかくしたり、少し工夫をすれば、幼児食にも使えるおかずもありそうです。
シンプルな原材料の惣菜もあり、例えば「九州産 さつまいも炊き」は、さつまいものほかには、砂糖と食塩しか使われていません。
低評価で多いのは「スーパーの方が安くてお得感がない」から
1点、2点の低評価は、全体の2%もいかず、少なめなのですが、その理由を、いくつかピックアップしてみると…
- 苦手なおかずが入っていた
- 同じお惣菜が入っていた
- もっと手作り感のあるお惣菜かと思ったら普通だった
などがあります。
「同じ惣菜パックが重複して入って来ることがある」というのは、販売ページの注意書きにも書いてあり、実際、そういうケースもあるようですが、わりと少なめで、調べた中では、全体の5%くらいのようです。
あと、1点評価で多いのは、「スーパーの方が安く買える」というものです。
確かに、惣菜12パックセットで1,600円なので、近所のスーパーで、同じ惣菜が1個100円くらいで買えるなら、そちらの方がお得かもしれません。
ただ、私の近所のスーパーでは、1個130円くらいだったので、12個だと1,560円になり、セールの100円クーポンを使って、1,500円で買ったので、それだけでも、お得な感じでした。
さらに、この惣菜セットの場合は、値段の高いリッチが入っているかもしれないし、通販なので、買いに行かなくてもいい、という利点もあります。
このあたり、「惣菜おまかせセット」に価値を感じるかどうかは、近所のスーパーに売ってる惣菜の値段や、買い物に行く時間があるかないか、などによっても変わって来るのかもしれません。
かね吉の惣菜セットは、いつ発売される?
かね吉の「惣菜おまかせセット」は、不定期発売なので、いつ発売されるかはわかりません。
わかりませんが、例えば、2021年5月21日~7月14日までの総合ランキングでの順位の推移を見てみると、以下のようになっています。
発売されると順位が上がってくるので、この期間は、それほど間を置かずに、発売されていたことがわかります。
必ずではありませんが、楽天のお買い物マラソンや、スーパーセールの期間に合わせて販売されることも多く、100円クーポンが発行されることもあります。
「かね吉」と「株式会社ヤマザキ」
楽天市場の「カネ吉オンライン」の運営元は、静岡県静岡市の総合惣菜メーカー「株式会社ヤマザキ」です。
創業は明治23年で、グループ会社の「株式会社ユニデリ」では、セブンイレブンなど、大手コンビニチェーンのお惣菜も手掛けています。
ヤマザキのお惣菜なのに、なぜ、ネットだと「カネ吉」なのかなぁ…と思って調べてみたら、創業者の1人が、カネ吉さんでした。
明治23年、山崎惣吉、山崎兼吉(かねきち)親子で、鰹節や塩乾魚加工から事業をスタートさせたのだそうです。
お父さんも、山崎惣吉で、惣菜の「惣」の文字が入っているのが、なんかすごいですよね。